公益財団法人日本環境協会(以下 日本環境協会)は、株式会社メルカリ(以下 メルカリ)が実施する売上金を希望団体に寄付できる「メルカリ寄付」機能の寄付先団体に選定されました。
協会ではいただいた寄付を活用して、環境に配慮した製品・サービスにつけられる「エコマーク」の普及・啓発を目的とした子ども向けの活動プログラムを「こどもエコクラブ」を中心に全国に展開することにより、次世代を担う子どもたちに環境に配慮した消費行動を促し、循環型社会づくりに貢献してまいります。

merukari2.jpgメルカリでは、社会貢献の一環として20209月から売上金を希望団体に寄付できる「メルカリ寄付」昨日を実施しています。この度SDGs(持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals)で掲げられた「つくる責任・つかう責任」への貢献を目指し、新たな寄付先団体の公募を行った結果、サーキュラー・エコノミーや循環型社会の推進に取り組む団体の一つとして日本環境協会が選定されました。

弊協会はこの度の寄付を活用し、「こどもエコクラブ」をはじめとする全国の子どもたちが、エコマークのついている製品・サービスを探し、当該商品・サービスの写真を撮影・専用サイトに投稿するオンラインプログラム「エコマーク・クエスト」を企画、実施します(202112月開始予定)

エコマークがついた製品・サービスは約43,000点もありますが、店頭であまり意識して見たことがないという声も聞かれます。また子どもたちは自然や生き物には興味があるものの、日頃の生活で目にする製品の環境配慮やその内容について意識する機会は多くありません。そこで、エコマークがどのようなものにつけられているかを子どもたちに本プログラムを通して学んでもらいます。また、子どもたちが活動することで家族や友達など周りの人にも環境に配慮した消費活動に関心を深めてもらい、グリーンコンシューマーの育成につなげます。

エコマークには再生資源(再生プラ、古紙など)を利活用した認定製品が多く、EUが進めるサーキュラー・エコノミー政策の中核である「資源循環」に直結しています。また環境配慮商品の選択・消費によりグリーン市場を活性化することは、まさにサーキュラー・エコノミーの目指すところであることから、本活動を通じてこれを推進しSDGsの達成に貢献することが見込まれます。

【参考:エコマークについて】ecoM.jpg

様々な商品(製品およびサービス)の中で、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルで、日本環境協会が運営しています。マークを活用して、消費者のみなさんが環境を意識した商品選択を行ったり、関係企業が環境改善に向け努力を進めたりすることにより、持続可能な社会の形成をはかっていくことを目的としています。

■エコマークウェブサイト:https://www.ecomark.jp/

【参考:こどもエコクラブについて】image009.jpg

こどもエコクラブは、1995年に環境省の事業として始まりました。
2011年度からは事業発足当初より全国事務局を担ってきた日本環境協会が事業を継承し、環境省の後援、地方自治体や企業などのご支援をいただきながら、子どもたちが主体的に地域で行う環境活動・学習を支援しています。登録無料で年間いつでも参加でき、毎年約10万人の子どもたちが登録しており、今までに延べ270万人を超える子どもたちが活動を行っています。

■こどもエコクラブウェブサイト:http://www.j-ecoclub.jp/

■本件に関する報道関係の皆様からのお問い合わせは下記までお願い致します。
公益財団法人日本環境協会内 こどもエコクラブ全国事務局
担当:東・大西 E-Mail:j-ecoclub@jeas.or.jp
TEL:03-5829-6359 FAX03-5829-6190