(公財)日本環境協会は、全国のこどもエコクラブを対象に、防災・減災プログラム「みんなでBosai×Eco CAMP」を全国一斉活動として実施、当該プログラムに取り組んだ報告として活動レポートを募集しました。
この度、有識者による審査の結果、応募レポートの中から5点の優秀賞作品が決定しました。2023年3月16日(土)に防災体験学習施設「そなエリア東京」(東京都江東区)にて表彰式を行い、受賞者を称えます。
※本プログラムはこくみん共済 coop と連携・協働して実施しました。
■受賞者
群馬県高崎市 スイカクラブ 渡辺 宗太郎さん(小5)
静岡県浜松市 “あさりのまいちゃん”ガールスカウト静岡第87団 鈴木 胡桃さん(小5)
大阪府大阪市 せいわエコクラブ 久保 遥斗さん(小6)
大分県大分市 吉野育成クラブ 大牟禮 将太さん(小1)
大分県大分市 長浜校区児童育成クラブ 額賀 咲七さん(小2)
※受賞作品は、別添1をご覧ください。
■実施目的
1)全国各地のこどもエコクラブの子どもたちが、部屋の安全や防災標識の確認、安全な場所への避難に向けた行動に関するプログラムに取り組むことで、災害に対する日々の備えの大切さや命を守る行動について学ぶ。
2)防災プログラムを通じて感じたこと・考えたことや普段からできることを自ら考え活動レポートで表現することで、環境活動が防災にもつながることや、防災の重要性や災害時における安全な対応等を全国に発信する。
3)全国のクラブが一つのテーマに基づいた活動をすることで、こどもエコクラブとしての一体感を高め、メンバーの達成感・充実感を共有する。
4)こどもエコクラブのメンバーが、自分たちだけでなく家族や周りの人と共に活動することで、身近な人々や地域の防災・環境意識の向上にも貢献する。
■実施概要
【対 象】全国のこどもエコクラブ
【活動内容】オリジナルのワークブックをもとに部屋の安全や防災標識の確認、災害時の安全な場所への避難に向けた行動などを学ぶ他、新聞紙やチラシ等を使って生活に必要な道具を作るなど、電気やガス、水道などのライフラインが使えなくなってしまった時に役立つ方法や工夫を体験する。
また、これらの取組で感じたことを家族や仲間と共有し、日々の備えやエネルギーの使い方、毎日の暮らしを見直すきっかけとする他、自身で防災・減災について考えることで防災の重要性を認識する。
【活動レポート募集期間】2023年8月1日(火)~2024年1月31日(水)
【作品応募数】139点
【応募クラブの参加者数】 271人
■表彰式および成果発表
【表彰式】2024年3月16日(土)14:00~16:15
【会 場】防災体験学習施設 そなエリア東京 2Fレクチャールーム3(東京都江東区有明3-8-35)
【成果発表】子どもたちからの防災メッセージとしてこどもエコクラブウェブサイトに掲載して広く発信するほか、防災関連イベント等でも展示する。
■協力等
本活動は、こどもエコクラブを支援するこくみん共済 coop との協働プログラムとして実施しました。
【参考:こどもエコクラブについて】
こどもエコクラブは、1995年に環境省の事業として始まりました。
2011年度からは事業発足当初より全国事務局を担ってきた日本環境協会が事業を継承し、環境省の後援、地方自治体や企業などのご支援をいただきながら、子どもたちが主体的に地域で行う環境活動・学習を支援しています。登録無料で年間いつでも参加でき、毎年約10万人の子どもたちが登録しており、今までに延べ290万人を超える子どもたちが活動を行っています。
■こどもエコクラブウェブサイト:http://www.j-ecoclub.jp/
■本件に関する報道関係の皆様からのお問い合わせは下記までお願い致します。
公益財団法人日本環境協会内 こどもエコクラブ全国事務局
担当:東・川久保 E-Mail:j-ecoclub@jeas.or.jp
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190